4月28日に伴野訓練生の単発タービン限定の実地試験が行われ、無事に合格しました。
伴野訓練生はキャリアパス・コースの訓練生で、自家用操縦士(単発ピストン)、事業用操縦士(単発ピストン)取得し、今回、最後のステップである単発タービン限定試験に臨みました。
静岡県で現役の消防士として勤務しながら、今度は空からの人命救助を目指し訓練に励んできました。昨年はコロナの影響で県外へ出ることができず、訓練がストップした時期もありましたが、その分知識をしっかりと蓄え、元消防庁出身の試験官にも「よく勉強しています。このままブラッシュアップしていき、希望の人命救助の仕事に役立ててください!」と高評価と激励をいただきました。
今後は、消防士の仕事を継続しながら希望の消防パイロットを目指し就職活動を行なっていくとの事です。
遠方から訓練に通われる方には、空いた時間を有効利用できる様、WEB座学やテレビ電話での座学も準備しております。
YouTube
この数年は、消防をはじめ県警、海上保安庁、防災ヘリと救難救助に関わる仕事にキャリアパス・コースの卒業生が続々と採用されています。先日、教官が別のミッションで松本空港に着陸した際、長野県警に採用された卒業生が2年間の派出所勤務を終えて、航空隊に配属されたとの事で、エプロンまで挨拶にきてくれました。担当した訓練生が、現場で活躍してくれて、行く先々の空港で挨拶をしてくれることは、何より嬉しく教官冥利に尽きます。同乗していた現在の訓練生にも良い刺激になったようです。今後の活躍もお祈りしています。